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12/6/13
書籍「社労士が見つけた!(本当は怖い)採用・労働契約の失敗事例55」6/13発売しました。
12/3/28
書籍「社労士が見つけた(本当は怖い)解雇・退職・休職実務の失敗事例55」3/28発売しました。
11/12/21
書籍「税理士が見つけた!(本当は怖い)事業承継の失敗事例33」12/21発売しました。
11/11/2
書籍「税理士が見つけた!(本当は怖い)飲食業経理の失敗事例55」11/2発売しました。
11/5/11
書籍「公認会計士が見つけた!(本当は怖い)グループ法人税務の失敗事例55」発売しました。

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西洋古典語典

西洋古典語典

西洋古典語典

著者
渡辺紳一郎
発行
昭和31年(1956年)
装幀・挿絵
横山泰三
著者
プロフィール
明治33年3月16日生まれ。杉靖三郎の兄。大正13年東京朝日新聞社に入社。パリ支局長,ストックホルム支局長を歴任。戦後は海外の豊富な経験をかわれ,NHKのクイズ番組「話の泉」や「私の秘密」のレギュラー解答者として活躍,口ひげと博学で人気をあつめた。昭和53年12月22日死去。78歳。東京出身。

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正直なイヤーゴ

 正直なイヤーゴ
 Honest lagp(E)
 シェークスピヤの悲劇「オセロ」 Othello の中に出てくる人物。
 表面、誠実に見せかけて、人の信用を得、その信用を利用して、奸計を巡らし、仲の好い間を割こうとする―こんな人物をイヤーゴという。
 英雄オセロも、イヤーゴの謀略にかかり嫉妬から最愛の妻デスデモナ Desdemona を殺す。
 東洋では聖人も欺くに道をもつてすれば欺けるというが、人の好いオセロはイヤーゴを信じ切つて、いつでも「オネスト・イヤーゴ」と呼ぶのであつた。
 イヤーゴの腹の黒いのを知つてる観客にとつては、「オネスト」の形容詞は反語であり皮肉である。
 芝居のイヤーゴほど猛悪な悪玉ではないが内股膏薬的に双方に取りいつて、中傷離間を計るのが好きだという小さなイヤーゴ型は、世間に少なしとしない。